ついに決定。来週火曜日に渡米が決まった。後、1週間。1週間？！おいおい、困ったな。Pacific Palisadesの宿泊先からOKのメールが来てねえし、レンタカー(贔屓のEnterprise)、航空券(Korean Air以外)、海外旅行者保険(AIU以外)も予約して、歯医者(後2回しか行けねえよ)にも行って、取材資料ゲットして、(3ヶ月分の)家賃払って、脚本も完成させなきゃいけねえよ...時間ねえよな。俺も完全に忘れてた。7月20日からで、今回も60日間の滞在予定。LA, SF, FL, NYと全米中を駆け巡る。今回は夏休みと9月下旬のユダヤの休みが連続してあるので、ハリウッドは全業界的にも、取材のアポ取りもちょっと困難な状況になりそうな気がする。それと心配なのは、前回の渡米が2月から4月の60日間。で、帰国後3ヶ月で再渡米。入管大丈夫かな。「何でこんなに頻繁に来るわけ？君、Yakuza？」とか嫌味言われそうな予感。ここ2年で8回くらい渡米する事になる。しかもほとんどが長期間。俺はいつも「小説書いてるからさ」と逃げてる。これ結構、効くんだよな。実際、俺のやってる事はそれに近いんだけどね。まあ、何とかなるでしょ。多分ね。行ったら行ったで、雑誌取材と映画の打合わせで、恐らくブッタルンだ日々は送れない事は重々承知している。前回も悲惨だったもんな。Stephen Kingの所為でよ。今度こそは絶対に捕まえるぜ、Kingさんよ！そういや、さっき監督のMick GarrisがTorontoからメールよこして来た。King原作の映画『Riding The Bullet』のミキシングの真っ最中らしい。これは渡米したおりに、絶対Director's Cutの試写を観るとしよう。Mickは新藤兼人の『黒猫』のファンらしいのでDVDを送ってやった。これでKing取材の根回しはOK。ところで来年『StarWars: Episode Ⅲ』が5月19日に公開される。後、300日ほど。これで来春3月にも渡米する事になるんだよな。それ迄に例のドキュメンタリー映画『Curious Gaijin』を完成させなくちゃな。今日の業界ニュースで黒人の女の悲哀を描いたTyler Perry原作の舞台を基にしたコメディ映画『Diary of A Mad Black Woman』というのを今月からAtlantaで撮影するらしい。久々に良質な黒人コメディ映画の予感がする。タイトル聞いただけで、すげえ観てえ！と思った。これは超期待！六本木の外人女からメール。「来週渡米するから帰国してから会おう」と投げやりな返事をすると、「聞いてない！是非、今週末に」との返事。自称女優らしく、昨年最大の糞映画『Lost in Translation』にチョイ役で出てる事が自慢。まあ、どうせ写真より断然老けてる事は間違いないね。外人だからしょうがねえんだけどさ。仕事欲しいんだろ？さっさと俺の言う通り、新宿迄出て来いっての！取り敢えず、明日連絡を取る。B社で深夜迄打合わせ。この編集者がナマジッか映画に詳しいから困るんだよな。それも趣味が企画書にモロ出てる。趣味ワリイよ、ったく。
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