Macworld 2008の続報と云うか感想の続き。まずMacBook Airの披露で一気にMacworldの地位が更に強固になった事は確か。このイベントは他のPCイベントとは一線を画す事に成功してる。Macと云う一つのPC分野と云うよりも、Macと云う独立した一産業と云った方が良い。で、会場で発表されたMacBook Air以外の商品について今日は書く。まず驚いたリポートの中に、「Jobsの講演中にApple株が下がった」と云うのがあり、調べてみるとMacBook Airの発表直後にApple株が一気に4.5%も下落すると云う前代未聞の出来事があった。これは「MacBook Airに将来性なし」と株主達は思ってるのか?と云う事。しかし発売宣言直後に4.5%ダウンとは厳しいね。で、日本のサイトとかを見ると、このMacBook Airの評価は微妙みたいね。中には「Mac Cubeの二の舞じゃないか」との見解が見受けられる。Cubeは鳴り物入りで登場するも、
価格と拡張性がネックとなって1年で市場から姿を消した。22万円と云う高額商品に加え、スペックもMac mini並みのスペックのMacBook Airも、もしかしたら年内で姿を消してしまうんじゃないかとの声。これは明日M氏と相談して、これ1台にするか、それともMacBookを2台にするか決める.....。ミャンマーの人権活動家アウン・サン・スー・チーの映画が企画されてるらしい。正直、最初記事を読んで「あんまり興味ネェな」と思ったんだが、斜め読みするとなんか見覚えのある名前が書かれてる。「間違いない!」と一寸驚愕。とある日本人プロデューサーの名前が書かれてる。日系人じゃない。日本人だ。20年前のバブル期に日本のTV局のNY支社で勤務、退職後に日本のセメント会社の出資を得てハリウッドに映画会社と云うか、空きスタジオを買収。そこを映画製作の拠点にすると云うコンセプトを持った日本人映画プロデューサーがいた。地元のLos Angeles Timesの一面表紙を飾った男でもあるが、何の事はない、実際やってたのはスタジオのレンタル業務で、映画等一本も製作せず、日本人の学生相手に「ハリウッドに殴り込み」等とタイソウな事を云う割にはやってる事はセコかった。その後、結局スタジオは売却。この日本人プロデューサーの姿見なくなった。俺も何度か面識がある。その日本人プロデューサーがこの場に及んで業界紙の記事になるとは。しかも共同製作者にはSpider-Manでお馴染みのAvi Aradまでが参加。製作費が約30億円と、インディーズにしてはかなりな数字。問題はミャンマー現地で撮影出来るのかと云う事。脚本を見なくたって内容は察する事は出来る。政府批判に決まってる。ミャンマーどころか近隣諸国でも撮影許可が下りるとは思えない。ハリウッドに進出した日本人関係者は少なからず面識があるが、どれも途中で退場してる。バブルの波に薙倒された者が全員だったと云って良い。俺も子供ながらに思ったが「どいつもこいつも哲学がねぇんだよ」と思った。この映画The Ladyの撮影開始は年末らしいが、ちょっと見物したいね.....。
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