My 16 Year-Old Filofax's Back in Business!
Filofaxって英国製高級本革手帳があるんだが、10代の頃、この商品の広告を新聞で見て「これ絶対欲しい!」と思ってた。「Steve Spielbergは何個も持ってるし、ノルマンディ上陸作戦である兵士は胸ポケットにFilofaxを入れておいたが為に銃弾を胸に受けても一命を取り留めた」云々が俺の物欲に拍車をかけた。親に云うと「アホか」の一言。「子供がそんなモンを持ってどうすんだ?」と。俺が生まれて初めて「ブランド」を意識した商品だった。値段は当時、日本円で36,000円。種類は今の様に多種多様ってモノではなく、たったの1種のみの販売。現在では生産停止になってしまったWinchesterのFilofax。黒革の高級感漂うシステム手帳だった。本物を買う前にこの手帳に関しての書籍を買った記憶がある。「如何に使いこなすか?」を重点に書かれた山根一眞著の「スーパー手帳の仕事術」(ダイヤモンド社刊行)で、何度も何度も穴が空くほど読んだ。19歳の時に渡米して、金がなかったのでアメリカ製の安モンのDay Runnerの手帳を暫く使ってたが、全然ダメ。そこで決断。「もう買ってしまおう」と。今だに取ってある領収書には92年2月15日と記録されてる。当時、ロサンゼルスに住んでたアパートの近くに画材店があり、そこにFilofaxが店頭販売されてた。値段は$139+税金の$151だった。日本での価格の半分以下。これは買いだと、金もないのに即行買った。以来、持ち続けてるFilofax。しかしその後、仕事用具のメインは手帳からノートパソコン、携帯電話へと変わり、いつしか俺のFilofaxは埃を被ったまま、本棚の隅に追いやられてしまった。数日前にふと、Filofaxを10年近く振りに開いてみると、懐かしい情報等いろんな事が書かれてあった。過去何十試合も行ったLos Angeles Dodgersのチケットがてんこ盛り、日記まがいのモノ等。残念ながらそのほとんどは字が汚過ぎて解読不能。最後のページにカードホルダーがあり、過去のロサンゼルスで使ってた免許証が3枚刺さってた。今と比較すると悲惨な証明写真だが、これも良くも悪くも俺の歴史。そこで思ったのが、「手帳を持ち歩いてみるか」と。昨日銀座のイトーヤでFilofaxのカレンダーを1,600円で購入。早速使い始めた。革製品の素晴らしさに最近、異
常なくらい意識し始めた。最近、財布を買ったのもそう。とにかく、何処迄持つのか知らんが長い付き合いになりそう.....。Safari HDと云うソフトが出たんだが、これってApple TVを持ってないと意味ないわけ?一寸その辺がようわかってない。東芝が来月一杯でHD DVD事業を清算。公式に負けを認めた。遅まきながら最後迄粘ったUniversal Home VideoがHD DVDからBlu rayに変更を決める。これで全てが終わった.....。なんか来週2週間の予定を見てみると、呑む機会が無茶苦茶多い様に思うんだが、ちょっと憂鬱.....。
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