Saturday, November 29, 2008

Red Hot Black Friday & The American Way of Life


なんでこれが日本にないのか不思議でしょうがない。昨日、アメリカでは全米規模の大安売りセールがあった。1日だけ。毎年11月の最終木曜日が感謝祭、翌日がこのブラック・フライディになる。この日はほとんどの店で格安になってるので、客の数が半端じゃない。家電店では大型液晶テレビが半額で売られ、食料品なんかも普段の値札の半分以下。金曜日のこの日だけはどの店も「黒字」になる。だからブラック・フライディ。
しかし今年ばかりはちょっとばかし様相が違う様だ。やっぱ昨年比べて客の数が若干落ちてるらしく、年明けに向けての「不景気元年」を見据えてか、貯蓄に回す者もかなりアメリカにはいるらしく、これはビッグスペンダーのアメリカ人にしてはちょっと異様な感じがする。とにかく貯蓄に回さず、借金してでも購入しまくる。これがアメリカのいい所だったし、俺もそう云う所は凄く尊敬してる。どこかのセコセコ貯め込み2.5流国民とは大違い。欲しいモノがあれば買い、そして私財の一部を国債や株式投資に回して、財産を増やす。これぞアメリカン・ウェイ・オブ・ライフだった。しかしこれが今年になってそうではなくなりつつある。誰もが2009年を恐れてるからだ。あの忌まわしい世界恐慌から来年で80年。同じ様な事、もしかしたらもっと酷い経済状況を予想する者もいる。日本のマスコミは必ず「米国発の世界不況」と云うが、あたかも日本の不景気の発信源はアメリカだと言いたげだが、俺に云わせりゃアホかと。まず日本の経済状況の酷さは日本自身にある筈。モノが売れないのも、遥かサブプライム以前からだ。元凶と云われる「少子高齢化」は日本製の日本発の問題だ。人口の分母が減ると不景気になるのはバカでも分かる。日本の官畜がその辺を読み違えたんだな。アメリカのせいにするな.....。

国交省が道路需要の見通しを13%下方修正。前回推計では2020年にピークを迎えるとしたが、実際にはピークは2003年で、以降下がりっ放しと云うのが実情。と云う事で、年内に作ると云う計画は大幅見直しで、新計画では道路整備事業の圧縮を余儀なくされる事になりそう。2002年の報告では2020年が自動車台数のピークとなると書いてあったんだが、どうも「人口減少」や「自動車販売の激減」、「不景気で車を運転しない」等を全く考慮してなかったと云うお寒い内容だったらしい。今回の改訂は13%だが、俺に云わせりゃそんな甘い数字で終わるとは思えない。少子高齢化は官畜や公畜が思ってる以上に加速してるはず。宮崎の元芸人知事曰く「人口が少ないからと云って、工事をしないと云うのは乱暴」と云ってるが、もし政府が「じゃぁ宮崎の交付金の中で作れば?」と云われたらどうすんのよ。もう要らないのよ、道路は。これ以上、掘ってどうすんだ.....。10月の完全失業率が0.2%改善され3.7%になったと厚生労働省が発表するも、約3万人以上のバイトとか契約社員が来春迄に解雇されるらしいと云う矛盾した政府発表。求人倍率が1倍割れした都道府県は39にも上る。とにかく「体感失業率」は政府発表の倍と考えた方がいい。特にTOYOTA関連企業の多い、愛知県と岐阜県がかなり苦戦してるらしい。ボンクラ首相の麻生はさっさと解散総選挙やれっての.....。

しかし日本は幼児ポルノ大国って云う汚名は全く払拭出来ないで10年以上経ってしまったが、この間のブラジルで開催された「第3回児童の性的搾取に反対する世界会議」は製造・所持だけでなく入手や閲覧も犯罪と位置づけ、過激な漫画やアニメも規制の対象とする「リオ協定」をまとめ、28日閉幕した。日本は「単純所持」を規制していない等、対応が大きく遅れており、世界的なアニメ生産国でもある事から、国際的な圧力を避けられない状況にある.....。


これは笑える。

No comments: