Monday, November 24, 2008

Will "Twilight" Make Summit the Next Lionsgate?


朝日新聞がトンでもない事になってるらしい。創業130年にして初の営業赤字らしい。同社が半期ベースで100億円以上の赤字を出してしまったらしい。単体ベースでも142億円の売上げ減少らしく、販売と広告収入の激減が響いた。新聞業界では比較的勝ち組の部類に入る朝日だが、その朝日でさえ新聞不況の波に呑まれてる格好だ。毎日新聞は当然、いずれ産経も讀賣も同等の赤字を覚悟してるはず。新聞の広告効果なんて今だに信じてるヤツがいるって事が凄い。しかし前々から俺はこのブログで連呼してるんだが、そもそも新聞なんてのは森林伐採で出来てるわけよ。「環境保護」を絶叫してる新聞が、自ら環境破壊して生き延びるなんざ妙な話でさ。「環境」を叫ぶなら新聞購読止めろと云いたいね。ネットなんて代替品だってあるわけだし。北米なんか新聞市
場が急速に縮小してる。有名新聞だっていずれ統廃合されたって不思議じゃない。日本の新聞なんてのはどこも書いてる事が同じで、明日明後日に毎日新聞とかが廃刊したって誰も驚かないし、関係者以外に支障が起きると思えない。新聞の時代は終わったのよ.....。

今週の全米興収1位は吸血鬼映画Twilightの驚愕的大ヒット。なんと初日3日で7,000万㌦と云う驚愕の数字で、製作費は30億円ほどの出演者が全員無名で、監督だって元美術監督からの転身で、監督作なんか数本しかないCatherine Hardwicke。吸血鬼ものなんだが何がそんなに凄いのか全く不明で、理由を挙げれば原作本が結構売れてたからか?それにしても凄い数字。勿論、こう云う映画は2週目以降の数字が鍵となる。と云う事で注目の映画である事は間違いない。製作・配給はSummit Entertainmentと云う新興会社で、これが初ヒット映画になる。何かThe Blair Witch Projectを10年前に公開したLionsgateを思い出す勢い。最近、このサイズの映画を専門に配給してたParamount VantageやWarner Independent、そしてNew Line Cinemaなんかは規模を縮小、統廃合とかしちゃってるのを横目にSummitはこう云う映画を出してしまった。大手スタジオは苦々しくこの映画の数字を見てるんじゃないか。とにかくこう云う新しい会社がどんな時代にも常に出て来るってのはハリウッドの懐の深さじゃないかな。写真はNicholas Cageの新作Kick-Ass。どう見てもコメディなんだが、何でこんなチープな映画に出るのか不明だが、本人の待機作だけで10作はあると云う超多忙俳優。ハッキリ云って俺の一番嫌いな露出過多.....。

Citigroupがトンでもない事になってる。且つて資産20兆円と云う北朝鮮の国家予算の10倍もの価値のあったこの超巨大金融会社が株価急落で身売りか資産売却かでニュースになってるんだが、米政府はついに同社の30兆円に上る不良債権を保証、2兆円の支援金を突っ込む事を決定してしまった。正直こんな「大荷物」を一体誰が担げるのかってのが問題で、その株価もGM同様、ゼロに近づきつつあり、非常に難航してるのが実情の様だ。同社は国内に1,000支店、海外に3,300支店を展開。数年前は資産が20兆円と世界一だったんだが、今じゃそのたった1割だと云う。現在、世界中を見渡してもCitiを丸ごと抱え込めるのは英大手のHSBCだけじゃないかと俺は思ってる。日本企業じゃ無理.....。



中国の戦隊モノ「金甲戦士」。結構、笑えます。

1 comment:

山田 豊 said...

■今日(11月21日)はインターネット記念日-過去は変えられないが、未来は変えられるという事実が新聞を救う?!
http://yutakarlson.blogspot.com/2008/11/blog-post_21.html
こんにちは。私は、インターネットに初めて触れた日のことを良く覚えています。大学生のときです。インターネットが普及して、気になるのは、新聞などのメディアです。これらの存在価値はどうなっていくのでしょうか?今のままでは新聞の価値はなくなっていきます。だから、即時性の必要なニュースなどはインターネットに任せて、新聞などは、将来・未来のことを中心に扱えばよいと思っています。朝日新聞や北海道新聞などは、どうでもいいですが、地方のユニークな新聞には何とか、行き方、方針を変えてでも生き残って欲しいものだと思っています。詳細は是非私のブログをご覧になってください。