Saturday, December 06, 2008

Blade Runner 2.0


久々にebayで買ったDVD。数日前に届いたBlade Runnerの5枚組セットを早速観たんだが、驚いたのは「異常に明るい」と云うのが感想。思わず口から出た感想は「これって俺の知ってるBlade Runnerじゃない....」と。とにかく見えなくて良いところまで見えちゃってる。「はぁ?ここってあんなモン置いてあったっけ?」とか、「この役者ってこんな服着てたっけ?」とか、とにかくショックの連続。実は20年前、知合いの家でCriterion Collection版のレーザーディスクを観て、同様の感想を持った。「とにかく明るい」と。見せてくれたヤツも同じ事を言ってた。VHSを観過ぎたから?いや、俺は20数年前に岡山SY松竹でSteven Spielbergの1941と同時公開された時に、劇場で観てるんだが、最初の感想は「うわ〜、すげ〜暗い映画だな。何が映ってんのか全く見えない」と云うのが最初のブレラン体験記だった。で、その後、VHSで何度も観て、「クッキリ見えないのが当然の映画なんだな」と納得してた。そんで先日、四半世紀後に観たDVDでビックリ仰天。同じ映画に見えない。とにかく全て明るい。俺の好きなシーンの1個、ゾラの逃走・射殺シーンだが、思わず閉口。俺のテレビが悪いのか?とにかく監督のRidley Scottと何度も仕事をしてる横山智佐子にいろいろ訊かなければ.....。

米政府がビッグ3に援助の手が差し伸べた。米議会は「当分の処置」として1兆4000億円を拠出する事に合意したと云う。勿論、米世論の6割以上が反対を表明してるだけに、非常に微妙な結論でもある。公聴会では相変わらず議員達の容赦ない論戦が繰り広げられ、中には「正直、アンタ達の云ってる事は信用出来ない。数ヶ月後にまた舞い戻って来て、再度無心されたら堪ったモンじゃない」と露骨に嫌悪感を示す議員もいた。これによりビッグ3のひとつクライスラーが破産の準備に入ったとも報じられた。更なる余波としては、日本のメーカーが飛び火を受けない理由はどこにもない。米車の部品調達はかなりの部分を日本製に頼ってる。特にHONDAは「厳しい事になりそうだ」と、社長は云う。
日本全国で解雇騒動が巻き起こってる。中には解雇する必要のない企業まで混じってるらしく、どさくさで解雇してる悪質な中小企業もあると云う。もしかすると月内に浮浪者が溢れるとの見方もある。一方、米労働省の発表の11月の雇用統計によると、53万人の失業者を産み、3ヶ月連続で30万人の失業者を出してしまい、失業率も6.7%に上昇。今年既に100万人もの失業者を出してしまってる。80年前の世界恐慌時の25%まで行かないが、実体経済を蝕んでる事は事実で、これは絶対日本にも飛び火する事間違いなし.....。港区、新宿区、千代田区、中央区、渋谷区等、都心5区のオフィス空室率が9ヶ月連続で上昇。港区以外は大幅に上昇。特に新築物件がテナント誘致に大苦戦らしく、完成後も誰も入ってない状態がかなり続いてるらしい。俺の近所でも先月、新しいアパートが完成したが、1人として入ってない状態が今も続いてる。このトレンドはまだまだ長引きそうな感じ.....。


空き缶で3個で車を盗む.....。

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