ノーベル賞週間のスウェーデンで、今年のノーベル経済学賞を受賞した米ユダヤ系経済学者Paul Krugman教授が「金融システムがどれだけのモロさを抱えていたのか誰も予見出来なかった」と、記者会見で語った。現在の恐慌間際とも云われる不景気に関し、「最悪の場合、世界全体が”日本の失われた10年”を体験する事になるかも知れない」と警告。「ゼロ金利、デフレ、回復の兆しなしの3点セットが無限に続く事になる可能性がある」と。という事は日本はまたあの10年をやらなきゃいけないのか?さらにはこの不景気は全治3年とも云われてるが、氏に拠ると「2011年以降も続く可能性もある」とも警告。こう云う事を云われたら、より一層、出口が見えなくなるね。マジに。今年のノーベル賞には4人の日本人が受賞したが、経済賞を受賞した者は過去一人もいないわけよ。本当に日本に必要なのはノーベル経済学賞じゃないのかね。一方、ビッグ3の処遇を巡ってすったもんだしてる米議会だが、連邦準備委員会のバーナンキ議長は、民主党が提案しているビッグ3への7年融資に問題有りと感じてるらしい。これも決定かと思ってたんだが、そうは問屋が卸さないって感じの状況だな.....。
最近はもうこう云う「不景気ネタ」ばっかが目立つ俺のこのブログなんだが、また今日もそれを書かないといけない。まず「日経平均株価は今月が底値か?それとも1月が底値か?」という議論なんだが、今が底値だと思って、ディーラー希望者が増加してるらしいんだが、俺に云わせりゃアホかと。俺の思ってる底値は来年以降だと考えてる。勿論下げ幅は、今年の様に半値までは行かないにしろ、確実に6,000円は割るね。とにかく来年以降の日本経済は完全に米経済とこれまで以上に一蓮托生。完璧と云えるくらい連動がハッキリして来る。つまり日本のこの数年先は完全にBarak Obamaが掌握してる。本当の日本の首相は彼なんだと云いたいわけよ。自民党じゃない。更に云うと、景気回復の順番はまずアメリカが回復傾向を見せない限り、日本の復活は有り得ないって事。ちなみに10月の米卸売り売上が前月比4.1%減で、16年振りの下げっぷりらしい。自動車、家具も同じ痛手を被ってる。別件ではテレビ朝日とリクルートが資本業務提携。要するに合併みたいなもんだな。テレ朝がコンテンツ、リクルートが販売・営業するという図式を期待してるらしい。厳しいだろうね.....。
Buffaloがとてつもないモノを発売。なんと6テラのHDDを出すらしい。しかも値段が159,000円と、数年前の1テラの値段だという事を考えると隔世の感がある。しかしメモリ同様、ハードディスクの値段も激落してるんだが、ここまでとは。ちなみに半分の3テラのは53,000円とこれもまた格安。思わず買おうと思ったんだが、接続ケーブルがUSB 2.0だけというから困りモン。せめてFireWire 400と800は搭載して欲しかったね。しかも先月USB 3.0も発表されたばっかだしさ。ここで下手なモン買ったら目も当てられないからね。もう一寸待つか。でも来年以降も、HDDの値段は大いに期待していいだろうね.....。Metal Heart from Keith Loutit on Vimeo.
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