Redoing Globalization

米左翼誌The Nationがネット上に「グローバル化再考」と題して記事を掲載。「この金融危機はモーゲージの所為だけではなく、悪質な投資家達だけの所為でもない。アジア、とりわけ中国、日本等のキャッシュ保有過多な国も原因している」と。要するに地球規模の経済で見ると、貯め込むだけ貯め込んで、金を回そうとしないアジア人が、地球全体を動脈硬化させちまってると。「不健康極まりない」と、俺もほとんど同意。特に中国に関する記述が多く、同国に寄せる期待、不満は大きい。とにかく今の金融システムが長く続くとは思わないし、早急にアップデートしないと命を落とす者も出て来るかも知れない。経済不況は犯罪を誘導する諸悪の根源にもなりかねない.....。数日前の日経新聞に「日本のGDP、G7中で最下位。貯蓄率も過去最低」との見出しにガックリ。GDP（名目国内総生産）の2007年の順位で日本は世界19位。先進7カ国中最下位。低成長率で日本の競争力は完全に先進国どころか、新興国にも負けてる。デフレ脱却が遅れに遅れ、成長率の足を引っ張ったわけだ。これに少子高齢化を加えると、確実にこの数字は毎年下がって行く。日本の終わりが現実化し始めたな.....。朝日新聞が創立130年で初赤字の記事を書いたが、やっぱ産經新聞も毎日新聞も同じく赤字だったらしい。2008年4月~9月の中間期の連結決算を発表。両者共、赤字だったらしい。「新聞社ー破綻したビジネスモデル」の著者で元毎日新聞常務でジャーナリストの河内孝氏によると「上期で赤字でも下期で巻き返して、通期で黒字はこれまでにもあった」が、今回は事情が違い過ぎるとし、「仮に通期で赤字になると、倒産し、現在の体制では初めての事態」だと云う。事実、毎日は30数年前に一度破綻している。産經は「ウェブ等で8億ビューを記録してるので大丈夫」と言い張ってるが、それと経営状態がどうリンクしてるのか説明がないのが気がかり。残りは讀賣だが、ここは何も発表してないが、同じく厳しい状態なのは容易に察する事が出来る.....。

法務省が性犯罪の逮捕歴後の居場所を突き止める為に、出所者にGPSシステムを装着させる事を検討していると云う。これが実施されると、韓国、アメリカに続く。既に欧米ではそうする傾向にあり、世界に冠たる性犯罪大国の日本がこれをしない理由は全くない。しかも痴漢、下着泥棒、性犯罪者の過半数は再犯で、何度も逮捕されてる者も少なくない。パンツや尻に触るくらいなる命を落とす事はないだろうが、これが殺人への入り口になる可能性は大いにある。昨日のテレビで「日本の殺人件数は戦後最低」と出ていたが、痴漢件数は上昇傾向にあるに違いない。報道されてるのは、有名大学の生徒、公務員、有名人等の極一部で、一般の犯罪者はあまり報道される事はない。このGPSで、犯罪が減少するのかどうかは知らんが、少なくとも再犯予備軍が自分の近所にいるかどうかは察知出来る筈.....。

Macworld Expo 2009の開催まで後、1週間程となったが、世界のMacファンの予想はハードでは新型iMacとMac mini、もしかすると32GBのiPhone 3Gの発表と云う感じ。チップメーカーのIntelは9日にチップ回路を32ナノメーターに縮小する次世代集積回路の開発に成功した事を発表。同社のプロセッサは現在、45ナノで製造されており、小型化を図る事でより高性能で高速、消費電力性能を上げる事が出来る。実際のパソコンに搭載するのは2009年中に搭載、出荷可能と同社は 云う。現在同社は、22ナノの開発にも着手してるらしい。意外なんだが、Googleが無料ウェブサイトサービスを始めた。何で今頃なのか不明だが、例のStreet Viewの後にこう云うモノを出すなんてちょっと意味不明。で、早速、宮崎の橋口さんにチェックしてもらったら、「ワード感覚で使えてソース編集も出来るので、スタイルシートの知識があれば、そこそこ便利に使える」と.....。


Bathtub III from Keith Loutit on Vimeo.