Sundance Film Festivalが始まって1週間、終盤に差し掛かったが、毎年恒例の売買合戦が一向に盛上がらないでいる様だ。その中で景気のいい映画がBlack Dynamite(写真右)と云う70年代の黒人映画のパロディ。これに対し、Sony Picturesは200万㌦を支払い、更に宣伝費に1,000万㌦を条件に購入。シリーズ化も目論んでるとか。これは観てみたい。そして黒人監督Antoine Fuquaの新作Brooklyn's Finest(写真下)が試写後に、新興のSenator Entertainment社に100万㌦で即売されたらしい。同作はRichard Gere主演のドラマ。これも観てみたい。各セールス会社によると、今年の映画マーケットは氷河期だとも云われており、今のところ、怒濤の様に集客出来そうな作品は未だ上映されていないとの
事。それは単に映画そのものが存在しないのか、不景気がここでも作用してるのかは不明だが、とにかく手ぶらで下山する関係者が今年は例年になく多いだろうと云う見方が大勢。他では先月、日本にもCheのキャンペーンで来日したSteven Soderberghの監督最新作The Girlfriend Experience。Red Oneで17日間で撮影された170万㌦の低予算映画だが、内容がニューヨークのエスコートサービスを舞台にしたエロ映画らしく、主演も本物のエロビデオ女優を使ってるらしい。これも当然、観てみたいね.....。
英国初の金融恐慌が勃発するかもと云う記事。Royal Bank of Scotland(RBS)に税金4兆円をブチ込んだ英政府だが、全く梨の礫らしく、更なる追加が必要かもと云うガックリなニュースで、他の銀行も同じ事を必要としてるらしく、「もう、きりがない」とお手上げ状態。ポンド通貨も日本円に対し、史上最高値を先日付け、英国人は外に出れなくなってしまった。更に隣国アイルランドも国そのものがマズい事になってるらしく、第2のアイスランドになってしまうかもと云う噂。やっぱここでもオバマ頼みなのか.....。「銀座ジュエリーマキ」でお馴染みの三貴が破綻、民事再生法を申請した。ピーク時には1,200店舗、1995年には年商1,853億円を記録するも、昨年は205億円にまで下降。昨秋の金融危機でトドメを刺された格好となった。別件では大手半導体メーカーのエルビーダメモリーが台湾の大手3社と経営統合。韓国のサムスンに続いて世界2位のメーカーとなる。エルピーダは日本唯一のDRAM事業メーカー。半導体産業はここ数年、落ち込みが激しく、値崩れの勢いは尋常じゃない。他には三井金属が4,000人の従業員を解雇決定。札幌の札幌北洋ホールディングス、鹿児島の南日本銀行が公的資金申請を検討。この地方銀の申請の余波は確実に拡大する見込み。TOYOTA系部品メーカーのデンソーが11日間の操業停止を決定。60年間の創業以来初らしい。これはマズいわな.....。Waterlooが数年振りにSkypeして来た。相変わらずな様で、ホモっぷりもブッチギリなご様子。新作のネタを披露したんだが、やっぱ「その筋」だけに、他と食いつきが違うわな。音楽は決まったとして、問題は脚本家なんだよね.....。Snow
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