Tuesday, August 17, 2010

Be A Mormon, Not A Jew


ネットで広範囲に拡散するのってもの凄く大変。勿論、何を拡散するのかにもよるが、これだけネット社会が全地球的規模で拡大すると、一個人が世界に広めたいモノなんてのは、無数にあるモノの一つに過ぎない。ネット新聞Huffington Postの創業者で、BuzzFeedを最近、立ち上げたJonah Paretti氏がNYの事務所で、バイラル宣伝の5つの極意を伝授した。

1. Bored At Work Networkに参加しろ。会社の高速ネットに繋いだコンピュータの前で退屈にしてる人間は世界中に何百万人もいる。このネットワークはCNNやABCよりも巨大だ。彼等が思わず同僚に観せたくなる様なコンテンツを作れ。

2. The Mullet Strategy(マレット戦略)をマスターしろ。これはトップページだけプロが作り、そこから先のコンテンツは利用者に作らせる戦略の事。Wikipediaはその最たる例。: ビジネスが先、飲み会はその後。ウェブサイトを運営してたら、最初のページはマジに作れ。書き込みをする者や情報提供者がアクセス出来る様にしておく。

3. Big Seed Marketingを試せ。企業や製品のヴァイラルなキャンペーンはとても難しい。流行物を利用するのは楽だが、インターネット全域に種まき(seed, シード)するために金を使え。たくさん種子(たね, シード)をまけばまくほど、それが育つ確率も高まる。Peretti曰く、”種まきは有料、収穫するヴァイラルは無料”(これが要するにBuzzFeed のビジネスモデルだ)。

4. マニアを狙え。ウェブはマニアが支配している。ネットで煽ったり、思いついた事を率先する輩だ。「コンテンツが奇妙であればあるほど拡散し易い」とParetti氏。

5. ユダヤ教徒ではなくモルモン教徒になれ。モルモン教徒は勢力を拡大しているが、ユダヤ教徒の数は横這いだ。何故か?モルモン教徒の方が布教が巧いからだ。「ユダヤ人の問題はマーケティングがヘタクソ。まるで部外者にはユダ
ヤ教徒になってもらいたくないと云う様な態度だからだ」。広めたいモノの内容が重要なのではなく、それを広める努力をどれだけしたかが重要なのだと.....。

コンビニ、「稼ぐ力」に衰え(日経MJ 7月28日付から) コンビニエンス・ストアの店舗の稼ぐ力が衰えてきた。日経MJがまとめた2009年度のコンビニ調査では、1店当たりの1日の
平均売上高(日販)は比較可 能な18社で前年度比2.4%下落。価格競争のあおりで粗利益率も下がっており、1店の粗利額は過去最低になったもようだ。し烈な出店競争の影で店舗は疲 弊しており、成長を支えてきたフランチャイズチェーン(FC)の仕組みにきしみが生じている。「ファミリーマートに買収されて、正直ほっとしましたよ」。 東京郊外のあるコンビニの店長は笑顔を浮かべる。以前に営業していたAM/PMは、周辺に競合のコンビニや24時間営業のスーパーができるにしたがって売 り上げが激減。平均日販は40万円を下回り、生活が苦しくなっていた。今年7月に看板をファミリーマートに掛け替えてからは、徐々に日販が持ち直してき た。日によっては60万円を超えることもあるという。この店長は別のチェーンに乗り換えられたから、まだ幸せかもしれない。全国各地には業績悪化にあえぐ コンビニの店舗が無数にある。店舗の稼ぐ力をみるため、セブン―イレブン・ジャパン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス、ミニストップの大 手5社の日販と粗利益率を掛けて、1店が1日に稼ぎ出す平均粗利額を算出した。すると意外な結果が出た。大手5社の09年度の平均粗利額は14万9千円 と、過去10年で最低となった。08年7月にたばこ自動販売機用成人識別カード「タスポ」が全国導入されたことでコンビニの集客力は高まったはずだが、そ の効果はほぼ帳消しになっている。

「本のスキャン、代行は違法? iPad人気で注文殺到」5月に国内販売され人気となって いる米Apple社の新型マルチメディア端末iPadの利 用者が、蔵書をイメージスキャナーで読 み込みiPadで持ち歩く動きが広がっている。これに伴い、一般利用者から手数料を取って本の電子文書化を行うスキャン代行業が盛況だが、日本書籍出版協 会(書協)=理事長・相賀昌宏小学館社長=は「著作権法違反の懸念がある」として業者への法的対応を検討している。iPadは出版社が販売する電子書籍の ほか、出版物をスキャナーで読み込んで電子文書に変換すれば、画面で本のようにページをめくりながら読むことができる。大手スキャナーメーカーは「個人向 けスキャナーの5、6月の販売台数は1.8倍の伸び。iPad効果だ」と話す。一般向けのスキャン代行業者はiPadの国内発売前から現れた。代表的な仕 組みは、ホームページで登録した会員が業者に本を発送し1冊100円前 後の料金を振り込み、業者がその本を裁断しスキャナーで読み取り電子文書化。会員は電子文書を業者のサーバーからダウンロードしたり、DVD-R(別料 金)で受け取る。各業者とも「本棚がいっぱいで本を処分したいが、内容は手元に残したい」という利用者からの注文が殺到し、納品まで2~3カ月待ちという 活況だ。 複数の業者はホームページで、著作権に関して「依頼された本は利用者が著作権保有者から許可を得たと判断する」などと注意事項を明記している。一方、大手 出版社など約460社が加盟する書協は「利用者が著作権者の許可を取ったか業者は確認していない。協会として黙認するつもりはない」と いう。著作権法に詳しい北村行夫弁護士は「著作権法で認められている私的複製は自分でやるのが原則。家族でもない第三者が料金を取って代行するのは、違法 行為」と話す。代行業者の男性は「個人が許されていることを代行することは認められてもいいのではないか。だめだとすれば、法律が世の中の流れに合っていない」と反論している.....。


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