Thursday, September 30, 2010

Are Taxes the Way to Beat Smoking in Japan?

「たばこ大幅値上げでも一服できず、年末には再び増税議論」(産経ニュース)
過去最大のたばこ税の増税が1日から実施されることで、国と地方合わせて約640億円の増収になる見込みだ。受動喫煙防止を訴える厚生労働省は2年連続の増税を狙うが、値上げを機に禁煙する人はかなりの数に上るとみられ、財務省からは「これ以上の値上げはむしろ減収効果 の方が大きくなる」との悲鳴も上がっている。たばこの販売数量は平成15年度に3千億本を切って以降、前年度比2~5%のペースで減り続けている。財務省の試算では、今回の増税がなかった場合でも今年度の販売本数は6%減。増税の影響を加味すると17%減の1946億本まで急落する見通しで、たばこ税の税収も年々減っている。それだけに640億円の増収は政府にとって貴重な存在となるが、増税が行きすぎると消費者の「たばこ離れ」を加速させかねない。財務省では「今回の値上げがギリギリの価格ではないか」と一段の増税には慎重だ。逆に、厚労省は「税収よりも国民の健康が大切だ」と反論。今年度に続き、2011年度の税制改正要望でもたばこ税増税を要望した。WHO(世界保健機関)は喫煙による健康被害を防ぐため、たばこ価格を引き上げる規制強化を各国に求めている。実際に欧米では1箱当たり500〜1千円超に達し、日本の増税 後の価格(400〜440円)と比べても格段に高い。厚労省はかねて「日本でも中長期的には600〜700円まで上げる必要がある」と主張している。三菱総合研究所の平野公康主任研究員は「現状の価格ではWHOから圧力がかかり続ける。今回の増税で打ち止めにはならないだろう」と予測。「財政より健康」の流れは強まりそうで、今回の増税後も愛煙家が“一服”できる状況にはなりそうにない。

「安いうちに」愛煙家殺到 たばこ大幅値上げで県内の各店舗(山形新聞)
「店にあるだけ売ってくれ」−。10月1日からのたばこ増税による大幅値上げを目前に控えた30日、県内でたばこを取り扱う個人商店やコンビニエンスス トア、スーパーなどには、安いうちにできるだけ買いだめしておこうとする愛煙家らが詰め掛け、駆け込み需要がピークを迎えた。一方、店側も値段を切り替え る1日午前0時に備え、新しい価格表をすぐに掲示できるように取りそろえるなど、準備作業に追われている。山形市東原町3丁目にある個人商店では、今月中旬ごろから予約を中心に注文が殺到。今週に入ってからも「10カートン予約してくれ」との注文が入ったが、 値上げ後の急激な買い控えを警戒し、在庫を抱えないようにしていたので断ったという。男性店長は「(大口の予約を)取り逃がしてしまった」と苦笑い。しか し、その客は翌日、再び店を訪れ、「店にあるだけ売ってくれ」と注文。結局、店頭にあった34個を買っていったという。「きょう(30日)が一番のピークだろう」。同市浜崎のヨークベニマル大野目店(高橋宏明店長)では今月29日からたばこをまとめ買いする人が目立って 増え始め、「中には10カートン買っていく人もいた」。30日までサービスカウンター前にたばこ販売の特設コーナーを設けて対応する考えだ。値上げ後の 10月1日には特設コーナーを撤去し、通常営業に戻すという。30日は値上げ後の対応に向け、各店とも最終確認を行った。同市緑町4丁目のコンビニエンスストアの男性店主(51)は「日付が変わると同時に、レジも 自動販売機も値段が変わるように設定してある」と値上げに向けた準備は整っている様子で、「バタバタすることはなさそう」と話す。同市南原町1丁目のローソン山形警察署前店(和田雅彦店長)では29日までに、全銘柄の新価格を表示するカードを取り付ける準備を終えた。30日はカードの上に現行価格を記したシールを張って対応。10月1日午前0時にシールを一斉にはがすという。 

まず100円、200円は値上げの内には入らない。今年末に早くも「値上げ第2弾」の話し合いがあるらしいが、チョボチョボ上げてもダメで、5割増とか一気に上げないと意味が無い。まず「国民の健康を思って」の値上げなのか?それとも「増税の為」の値上げなのか、政府に値上げ哲学が全く見えない。哲学の無いのが日本の政治なんだけども、正直、次回は現在の400円から倍額にして欲しいわ。俺の禁煙は明日から10ヶ月目に入る.....。


No comments: