Wednesday, September 15, 2010

The Lehman Shit Still Alive After 2 Years


あの忌まわしいリーマン破綻から今日で丸2年。世界はこれによりトンでもない迷惑を被ったが、2年経った今も、全く復調の兆しが見えないのが実情。失業率の高止まり、財政赤字も日に日にてんこ盛り。「100年に一度」のフレーズが世界を駆け巡った。人によっては「リーマンショックのネガティブ効果が、2年経った今ようやく動き始めた」と云う声もある。大きく落ち込んだ米経済は2009年から2010年春にかけて回復軌道に乗ったかに見えた。オバマ政権が民間需要の落ち込みを補う為に実施した総額8000億㌦(約70兆円)規模の大型景気対策の効果もあり、GDPは2009年7〜9月期以降、4四半期連続でプラス成長を維持。半年前には「米経済は不況を脱した」とガイトナー財務長官の評価も定着しつつあった。しかし欧州の財政危機の影響を受け、米経済は再度、失速。足を引っ張っているのは雇用が全く改善してる風に見えない事。先月の時点で9.6%の失業率は歴史的高水準での高止まりだ。職無し期間半年超の失業者は全体の45%に達す。米では伝統的に、住む街に職がなければ、他の街に引っ越すのが常であったが、住宅ローン残高が住宅の現在価格を上回る(ネガティブ・イクイティ)に苦しむ人が5人に1人だと云う。この住宅が売れない為に、転居出来ないのだ。大統領は10日の記者会見で「企業減税とインフラ整備で雇用創出を加速させる」と強調。しかし、11月の米議会中間選挙を控えて、議会では与野党対立が激化しており、関連法案成立の可能性はきわめて低い。FRBも8月、金融政策を平時に戻す「出口戦略」を停止し、3月までに買い取った住宅ローン担保証券(MBS)の償還資金で長期国債を買い取る事実上の 追加緩和策に踏み込んだ。しかし、景気浮揚効果については疑問視する声が少なくない。FRB内部からは「日本のようなデフレ経済に陥る恐れがある」(ブラード・セントルイス連銀総裁)との指摘が出るなど、リーマンがもたらした後遺症に米国はいまだ苦しみ続けている。

「低予算映画の脚本の書き方/その2」。脚本を書きながら、もっと安く撮影出来ないか、いろいろトリックを考えた。しかしストーリーに影響が出ない様にとも気をつけた。映画が始まって、出演者の衣装は1種類だけ。同じ衣装1種類だけだと、夕方の撮影、早朝の撮影、週末の撮影等、それらが何ヶ月も続くと、衣装が1種だけと云うのは非常に助かり、ボロボロになっても近所の店で買い替える事も出来る。

1. 銃、キー、弾丸などの小道具は何度も使う。
2. 家具が入ったままの使われてない物件を使う。
3. 中でキャラクター達が何をやってるのか、外から見えない様に、窓を木で覆っている物件を使った。同時にそう云う物件だと、昼間に夜のシーンが撮れたり、またその逆も可。
4. 多くのシーンで主人公二人にスキーマスクを被せた。 有名俳優を2~3日雇い、その間に彼等の顔を中心に撮影し、後はスタンドインの役者にマスクを被せて撮影出来る。

しかし、有り難い事に、実際の撮影でこのトリックを使う事はなかった。スタンドインの俳優なんて雇えなかったし、映画スタジオなんて使う余裕もなかった。ラッキーだったからだ。ロンドンのCinema NXと云う製作会社が脚本を読んで、気に入ってくれ、新人監督の自分とこの企画に賭けてくれた。「出資者にとって新人監督と云うのはガンの様なモノだ」と云うプロデューサーもいた。そう云う意味でこの会社には感謝してる。その前にアプローチした40社に断られただけに。Cinema NXはこの企画に全額出資してくれた。勿論、大した金額じゃないが、自腹じゃ出せない金額だった。幸運にも、この出資で当初考えてたやり方で撮影する必要はなくなった。ポケットを探る必要もないし、セットも作れるし、凄いクルーもいるし役者も申し分ない。予算に妥協する事なく映画が撮れる。予算に厳しくセコセコやるのは時間の無駄か?ノーだ。何故こう云う事になったかと云う理由は、最初に書いた脚本が、予算ゼロを念頭に書かれたからだ。製作会社が出来るとか、ギャンブルの価値があると踏んだ訳ではなく、「このゼロ予算で書かれた脚本で、キチンとした予算がつけば、完成度が増す」と判断したからだ。紙の上で制約があっても、現場で妥協する事はなかった。ベストのやり方で撮影に臨んだ。要するに、脚本の段階で予算制約を設ける事で、撮影中に失敗する事はない。更に書く事によってイマジネーションが膨らむ。– J. Blakeson



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