Monday, October 18, 2010

Local Government Being Collection Agency

債務者救済おまけに税滞納分徴収 過払い金請求 自治体「代行」 弁護士会と連携 岐阜県1300万円徴税   消費者金融への「過払い金」を、債務者に代わって取り戻し、滞納している税金や国民健康保険料の支払いに充てる動きが、全国の自治体に広がっている。岐 阜県では、この取り組みをさらに発展させ、弁護士会や全42市町村と連携、徴税などに効果をあげている。担当者は「多重債務者は、これまで金利を払い過ぎ ていた可能性がある。借金に悩む人たちは、まず相談を」と呼びかけている。岐阜県は昨年4月、県と各市町村に設けた納税相談窓口で、税金滞納者で多重債務 を抱えている人の相談の受け付けを始めた。過払い金などがあれば、弁護士を紹介し、法的な手続きを開始する。県税務課の担当者は「滞納者の債務解消や生活 再建などの支援にもつながる」と意義を語る。相談者のうち、岐阜市の60歳代女性は消費者金融3社から借り入れがあり、月々の返済に追われていた。法定利 息で計算し直し、昨年10月、弁護士に過払い金の返還請求を依頼。100万円が返され、滞納していた個人住民税など約45万円が納税されたという。今年7 月末までの相談者は365人で、うち89人が法的手続きを開始。23人が回収を終え、総額1300万円余りの納税につなげた。また、厚生労働省国民健康保 険課のまとめでは、国保料に関しても2008年度、愛知県一宮、春日井市など全国15市町が計148人に代わって返還請求し、約3億4000万円を返させ 約2800万円が滞納分の支払いに充てられた。一方、消費者金融大手のプロミス(東京)広報部などは「過払い金といっても、時効や利息などに関し、請求者 と法解釈が異なるものもあり、それらについては争う」とする。自治体が滞納者に代わる過払い金請求の手法を取り入れ始めたのは07年だが、総務省の調査で は、08年度中、滞納税に絡み、4都県と18市町で返還請求が訴訟に発展した。東海3県で取り組みが最も早かったのは、08年6月に過払い金の差し押さえ 手続きを開始した一宮市。納税課によると、これまでの請求は5件で総額約900万円に上る。しかし、返還は1社の約131万円で、4件は裁判所で係争中 だ。会社更生法適用を申請した武富士に対する請求額約480万円の訴訟も含まれ、「顧問弁護士と対応を協議中だが、過去事例に照らすと返還額はかなり少な くなるのでは」と懸念を示す。今年7月、約75万円の返還を求める訴えを松阪簡裁に起こした三重県明和町は「訴訟は時間がかかり、弁護士費用などで約25 万円必要だが、税金の滞納は09年度決算で約3億4500万円に上る。少しでも減らす努力が必要」としている。こうした取り組みについて、昇(のぼる)秀 樹・名城大教授(地方自治)は「地方財政が苦しくなる中、納税の公平性という観点からも望ましい」と評価している。

これ笑える記事ね。「自治体」が「借金取り」になるわけよ。笑える。「代わりに役所があなたの過払い金を取り立てて上げます」と云って、サラ金から過払い金を強制徴収、しかし「あれ?あなた税金払ってませんね?」と、被害者からその過払い金を取り上げるって、凄いんだなこれ。誰が発案したのかしらんが、とにかく笑える。流行るんだろうか? 

日本シリーズ“企画倒れ”冠スポンサー見つからず…15日、日本シリーズ運営委員会から開催要項が発表された。今年は30日からセ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)優勝チームの本拠地球場からスタートする。しかし、新たな試みとして期待されていた初の冠スポンサーは見つからなかった。「今年は時間的に無理でも来年の日本シリーズからはぜひ史上初の冠スポンサーを付けて開催する」。昨年7月22日の12球団オーナー会議でこう大号令が出され、今年の日本シリーズの冠スポンサー探しが重大テーマになっていたのだ。その裏には、主催の日本野球機構(NPB)の財政難と、日本シリーズの商品価値の下落があった。一昨年、西武が4勝3敗で巨人を破った日本シリーズのテレビの放映権料は合計9億9225万円。1試合1億4175万円だ。これが日本シリーズの従来の通り相場になっていた。ところが、巨人が4勝2敗で日本ハムに勝ち、7年ぶりの日本一になった昨年の日本シリーズは、6試合で5億6700万円のテレビ放映権料だった。1試合9450万円まで値下がりしている。前年と比べ、4725万円もダウンだ。「オールスターが1億円の大台割れまで値崩れした以上、日本シリーズの放映権料の値下げも避けられない」。こう覚悟していたNPB関係者だが、厳しい現実を突きつけられて真っ青になった。オールスターの放映権料は昨年、これまでの1試合1億円以上から8000万円にダウン、今年は2試合セットで約8000万円と半額まで下がっている。「今年の日本シリーズは対戦カードによっては、史上初めて地上波のテレビ中継がなくなるのではないか」という深刻な危機感まで抱いてる球界関係者がいる。そんな財政大ピンチに直面のNPBの救済策が冠スポンサーだった。しかしTBSが横浜球団を住生活グループに身売りするような球界大不況の時代だ。おいそれと冠スポンサーが見つかるはずもない。日本屈指の大スポーツイベントの先行き不安は募るばかりだ。(夕刊フジ)

惨めな話だけど、仕方ないんだな。今、セ・リーグでは中日と巨人、パ・リーグではSOFT BANKとロッテがやってるが、日本シリーズが中日対ロッテだったら、広告代理店と局はガックリだろうね。しかし毎年、朽ちてるね.....。


Making Future Magic: iPad light painting from Dentsu London on Vimeo.

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