俳優Edward Nortonが未だにMarvelとの関係にこだわってると云うMTVのニュース。"The Incredible Hulk"の続編"The Avengers"の出演を断って、数ヶ月経つが、どうも言い訳がましい。「ネガティブに云いたくなかった。あの映画の現場は本当に楽しかったし、参加出来て本当に良かったと思ってる」とNorton。しかしMarvelの重役の一人が「一役者が映画のクリエイティビティや集団作業に口を出す様なら、次回作の現場には来て欲しくない」と一喝。これを聞いたNortonのエージェントが激怒。「プロの発言とは思えないし、不快で、明らかに中傷としか思えない」と反論。「関係者皆が契約を締結させようと努力した結果に過ぎない。一部の関係者には満足いかなかったんだろうが、誰の所為でもない。仕事である限り、個人的な恨みを露にする様な事はしない。相手に対する尊敬あっての事だ。何でこう云う事になるのかよく分からない。今までもそうだが、自分が関わるといつもこう云う事になる。全ての事にヒートアップしてしまうんだな」とNorton本人がMTV Newsに答えた。「もしマーベル作品をやるんなら、酷いマーベル・キャラを選んじゃいけない」と余計な事も。
正直、Ed Nortonが役者以上のファンクションに介入して来るのは、周知の事実で、これが初めてじゃない。いい役者だ。マジにいい役者。俺もいつかはご一緒したいくらいの数少ないいい役者。ただ、一度組んだ事のある監督以下、関係者は余り彼の事を良く云わない。理由は上記に書いた通り、役者以上の事を要求して来るからだ。一番分かり易いのは「脚本執筆」。映画会社の担当重役が脚本改稿に乗り出すほど最悪な事はない。ましてや役者が改稿するなんて、正気じゃない。「これをやらなきゃいい役者なのに....」と思ってる関係者は少なくない筈。俺の現場で役者が脚本改稿を要求して来たら即効でクビだろうね。文句があるなら、撮影開始前に云うべきだ。そんなモン、世界中、どこの現場だって御法度に決まってる.....。

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