米地上波テレビ局が観れるウェブサイトHulu.comの影響力が凄い。ラジオDJのピーター・バラカンの番組にゲスト出演してた、メディア評論家の志村一隆氏とのインタビューに釘付け。米テレビ業界は、10年近く前から、これまでやって来たビジネスモデルに限界に気がつき始め、ウェブ上でもテレビを観れる様にしないと、いずれ取り残されてしまうと云う危機感に苛まれ、このウェブ視聴サービスを始めた。アメリカの視聴者は、電波でテレビを視聴してるのか、ネットで視聴してるのか、どうでもいいって感じの感覚らしい。日本でこう云うのは流行るか?てか逃げれないでしょうよ。事実、日本のテレビ局の広告収入って激減してるし、特にTBSなんか悲惨らしいよ。もう「水戸黄門」頼みの1年だったらしいから。それ以外の番組は全く数字を稼げなかったらしい。「TBSは24時間「水戸黄門」を流すべき」じゃないかと。とにかく日本の放送事情は、来年以降、もっと酷くなるよ。ヘタしたら来夏の地デジ化に移行出来ない地方局も出現するかもしれない。そうなると放送免許を剥奪される事になる。
で、そんなところにこんなニュース。
民放連、機器のCM飛ばし機能「看過できない」日本民間放送連盟(民放連)の広瀬道貞会長は19日の定例記者会見で、電機各社がテレビCMを自動的に飛ばす機器を販売していることについて「看過するつもりはない。これからメーカー側と厳しく折衝する」と述べた。メーカー側の対応によっては何らかの対抗策を打ち出す考えも示した。CMの自動スキップ機能を搭載するテレビやブルーレイ・ディスク録画再生機を東芝と三菱電機が発売している。民放各局の収入はテレビ広告が大部分を占めており、広瀬会長は「メーカーが同種の機器を発売するのは民放の経営を危うくするので困る」と強調した。広瀬会長の発言について、三菱電機は「顧客の要望が強い『録画番組を効率的に見る機能』の1つとして搭載している。今後はさらに意見交換して対応を検討していきたい」という。東芝は「要望書が届いていないので現時点ではコメントできない」としている。(日経新聞)
厳しい2011年になる日本の放送業界。 家電業界まで敵に回すのか?矛先が違う様な気がするんだけど。正答は統廃合でしょ?これ以外、何があんのさ?

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