Friday, December 17, 2010

Would Kubrick Be Happy About 17 Lost Min. from ‘2001’?

この時期、映画ファンにショッキングなニュースが。あのStanley Kubrick監督の1968年作品"2001: A Space Odyssey"の未公開フッテージがカンザスで発見されたとのニュース。この映画に10代で参加した特撮班のDouglas Trumbullが、最近、トロントでのイベントに参加した際、「配給権を持っているWarner Bros.が最近、カンザスの岩塩貯蔵庫で17分の未公開映像を発見した」と明らかにした。1968年公開当時、同作の上映時間は160分だったが、監督の手によって19分が削除されたとIMDbに記されている。削除されたシーンとは以下の通り。

■「人類の夜明け」シーンの一部が削除。猿人が骨を持つ新しいショットが入れられる。新ショットはローアングルから撮ったモノリスで、ヒトとサルが道具を使い、ここで類似性を強調しているシーン。 
■ジョギングシーはもっと長かった。
■倉庫でアンテナを探すシーンはもっと長かった。 
■HALが母船とポッドの間の通信機能を切断するシーン。   
■HALに殺される前の飛行士の宇宙遊泳シーン。

永遠に発見される事はないだろうと思われていたが、保存状態も非常に良好らしく、完璧に近いと云う。Warner Bros.は今回の「発見」を延長版として一般公開するとか、DVDの再リリース用の特典映像として世に出す、出さないは一切コメントしていない。しかし今回の発見は映画ファンには思ってもなかった知らせだ。ファンとしては無茶苦茶、観たいと云う欲求にかられる。しかしだ。監督のStanley Kubrickは今回の「発見」をあの世で喜んでるか?と云われたら、やっぱそれは有り得ないよな。本人が意図して削除したんだから。「余計な事しやがって」と.....。

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