Thursday, October 18, 2012

Kôji Wakamatsu 1936 - 2012

若松孝二監督が死亡

1960~70年代に暴力や政治、エロスをテーマとする作品を量産し、全共闘世代に支持された映画監督の若松孝二(わかまつ・こうじ)さんが17日死去した。76歳。宮城県出身。葬儀・告別式の日取り、喪主などは未定。12日に東京都新宿区内でタクシーにはねられ、重傷を負って入院していた。

若松さんはテレビドラマの助監督を経て63年、当時ピンク映画と呼ばれた成人向け作品「甘い罠」で監督デビュー。

ベルリン国際映画祭では、2008年に「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」が最優秀アジア映画賞を受賞、2010年には「キャタピラー」で主演した寺島しのぶが最優秀女優賞に輝いた。今年のベネチア国際映画祭に出品した「千年の愉楽」が最後の作品になった。

「命に別状はない」との先日の報道を信じてたが、結局こう云う事か。年齢が年齢だけに、車にヒットされたら、若い人間とは結果は違うもんな。俺は単なる「接触」かと思ってたんだが、死んじまった。いつか会ってみたいと思ってた、数少ない日本の映画監督。正直、映画自体、数える程しか観てない。いや、ゼロかもしれない。とにかく何を観たのか思い出せないくらい作品を観てない。ただ本人のキャラは強烈な印象がある。先週、DVDで観た自身の半世紀前のプロデュース作品「荒野のダッチワイフ」。特典映像にあった若松のインタビュー映像。ガックリだね。うん。もうガックリ。次回作の原発映画を無茶苦茶期待してたんだが.....。

Koji Wakamatsu interview from E2 Films on Vimeo.

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