福島第一原発作業員に偽装請負の疑い…東電調査
東京電力は3日、福島第一原子力発電所の作業員約4000人に、労働環境や雇用条件などについてアンケートした調査結果を発表した。回答した約3200人の48%が「現場で作業を指示する会社と給料を支給する会社が違う」と答えた。
厚生労働省需給調整事業課は「法令が禁じる偽装請負などにあたる可能性がある」としている。東電は原発メーカーやゼネコンなど作業の元請け会社に改善を求めた。
アンケートは今年9~10月、元請け会社27社を通じて下請けの作業員3978人に配布し、3186人から回答があった。そのほぼ半数で偽装請負や違法派遣が疑われたことに加え、36%が「労働条件について書面での明示がなかった」と答え、水面下で不正な労働慣行が広がっている恐れが示唆された。「間に会社がいくつも入っていて、白紙書類を書かされた」といった声も寄せられた。(以上)
こう云う横領話は江戸時代からある話で、100年近く前に書かれた小説「蟹工船」では、労働ブローカーが若者を騙して、港に集合させるって件がある。ある作業員の母親の話によると、日本人作業員は日当1万円ほどで、フィリピン人作業員には100万円が渡されていると云う。理由は「日本の法律だと、年1㍉シーベルト以上は被爆出来ず、フィリピン人は日本人でないので適応外だから」と云う。この国に漂う絶望感が日に日に増していく.....。

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