Bowie Is Back

もう、久々に聞く名前。懐かしいねえ。このヒトが最近、新しいアルバムを出すと云う。アルバムって名称自体、この10年、使われてないと思うんだが、便宜上、使う事にする。最初に知ったのは、イエロー・マジック・オーケストラの頃だから、30年以上経つかな。その頃、大島渚の監督作「戦場のメリークリスマス」と云うゲイ映画があって、それに英国人捕虜として出演すると。共演が坂本龍一とビートたけし。観ないわけがない。結局、劇場には観に行かなかったが、サントラを持ってた知り合いがいて、カセットにコーピーして何度も聴いた。恐らく未だに、これまで聴いたサントラトップ5の1枚じゃないか？

あ、そうだ、ボウイの話だが、とにかくこの中性さが売りなのか、世界的にも大スターだった。80年代に、黒人モデルとデートしてるのを知った。最近、長男のダンカン・ジョーンズが40手前にして、映画監督としてデビューしたってのを聞くと、嫉妬心さえ芽生えたもんだが、デビュー作「月に囚われた男」を観て、ふーんと思ったくらいで、余り感激はしなかった。あ、オヤジの話ね。俺の弟と同じ誕生日に66歳を迎え、ますますパワーの増すボウイだが、新曲を突如リリース、いきなり24時間でiTunesチャート1位に。ちょっと困ったミュージックビデオだけど、観る価値はあると思う。ちょっと80年代を知ってるファンには悲しいけど。笑