【福島第1原発の現状】汚染水保管、破綻の恐れ タンク設置場所に限界も
放射性物質に汚染された地下水が1日約300㌧海に流出しているとの試算が出た福島第1原発で、東京電力は流出を防ぐ緊急対策として海側敷地で地下の汚染水のくみ上げを始めた。くみ上げた水は最終的には地上タンクに保管するが、タンクの設置場所には限界があり、汚染水の増加が続けば保管計画は破綻しかね ない。
原子炉の冷却に使った水が建屋地下にたまり、そこへ地下水や雨が流れ込んで放射性物質を含んだ汚染水となる。東電は、建屋内の汚染水を回収して塩分や放射性セシウムを取り除いた上で、一部を再び冷却に使用、残りを地上タンクで保管している。
6日時点の地上タンクの総容量は約39万㌧で、既に約33万㌧入っている。現状で汚染水は毎日約400㌧ずつ増え、東電は2016年度までに約80万㌧に容量を増やす計画だが、9日に始まった緊急対策で、タンクに保管する汚染水が増えることになった。
1、2号機の海側でくみ上げた汚染水は、トレンチ(地下道)を通じて2号機タービン建屋に送る。その後はセシウムを除く処理を経て地上タンクで保管する。8月中旬には本格的なくみ上げが始まり、その量は1日約100㌧に上る見通し。3、4号機の海側でも同様の計画があり、くみ上げた汚染水を保管するタンクがさらに必要になる。
東電の尾野昌之 (おの・まさゆき) 原子力・立地本部長代理は「すぐにタンクがなくなる状況ではない」と説明するが、4月には約6万㌧の容量があった地下貯水槽が水漏れで使えなくなり、タンクの増設を前倒し。敷地内はタンクが林立し、新たな設置場所確保のために林を切り開く厳しい状態になっている。(47ニュース)
破綻の恐れ、ではなく「既に破綻」と見るべきじゃね?ほんとは東電は分かってる筈。「もう無理」なんだと。やってるフリをしてるだけ。フリね。こうでもしないと国民は許さない。フリでも。でも海外では沸々と怒りが沸き上がってる。これどうやって説き伏せるのか?無理だろうね。海外の援助を求めるか?これも無理。日本の核施設がモロバレしてしまうから。とにかく脱原発じゃなくて、脱日本を国民は唱えるべき.....。
SUSTENANCE from Matt Kleiner on Vimeo.

No comments:
Post a Comment